SightFusion
画像処理技術とAIを活用した新技術で橋梁点検作業の負担を軽減、効率化
製品の特長
「SightFusion」はデジタルカメラをコントロールする撮影支援ソフト「SightFusion for Capture(キャプチャ)」と、複数の撮影画像の合成とひび割れを自動解析するWebサービス「SightFusion for Inspection(インスペクション)」とを組み合わせた、橋梁点検支援用のひび割れ画像計測ソリューションです。
軽量なNikonミラーレスデジタルカメラ「Z50」とNIKKORレンズを使用し、Windowsタブレット上で撮影を行います。
SightFusionでは、従来必要であった専門的なカメラ知識不要でひび割れ画像計測に適した撮影が可能です。
さらに、撮影写真の合成をリアルタイムに行うことで、撮影漏れや画像品質に伴う再撮影を抑制。作業者負担の軽減と点検データのデジタル化が実現できます。
ひび割れ撮影ソフトウェア「SightFusion for Capture」
ひび割れ解析に最適な写真を撮るためのカメラの設定値をソフトウェアにより自動で制御することで、専門的なカメラの知識不要でひび検出に最適な写真撮影が可能です。
画像を撮影するごとにタブレット上で簡易スティッチを行うため、周辺画像とのオーバーラップ状況をリアルタイムに確認しながら撮り進めることができ、撮影漏れを防止します。ピンボケやブレの有無もすぐに分かり、その場で削除・再撮影ができます。
・ソフトウェアで撮影を制御
・撮り漏れ抑制、品質向上
・オート/マニュアル撮影
・追加撮影、撮影の再開可能
・カメラ設定(ISO、絞り、シャッタースピード)の自動調整
ひび割れ自動検出Webサービス「SightFusion for Inspection」
SightFusion for Captureで撮影した画像を専用クラウドにアップロードするだけで、自動で高精度スティッチ処理を開始します。AIを用いたひび割れ検出に加え、必要に応じてWeb上でひび割れの追加編集も行うことが可能。
Web上で処理が完結するため、重い画像処理の為の特別なPCは必要ありません。
解析編集結果はオルソ画像付きCADデータや数値データCSVファイルとして出力し、損傷図作成等に利用することができます。
・Webサービス上でバックグラウンド処理
・AIを活用したひび割れ検出
・ひび割れの結合、追加、変更、削除などの編集が可能
・DXF/DWG、CSV形式での出力に対応